宮崎市 浄土真宗本願寺派 照光山 安楽寺


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 ■住職日記


住職日記 vol.001
青色青光 黄色黄光 赤色赤光 白色白光
―新入社員を迎えた企業のみなさまへ―
 安楽寺のホームページを4月よりオープンしました。今のところ過去のデータをアップしただけで未完成ですが、これからユニークな材料を揃えて、面白くかつ皆さんのためになるサイトにしたいと思います。
 4月5日に「花まつり 第2回講演とコーラスの夕べ」を開催しました。宮崎市民プラザで500名を超える門信徒をはじめとした市民の皆さまにご来場をいただき、安楽寺コール・ルンビニーによる仏教讃歌12曲の演奏、そして教育カウンセラーの富田富士也先生による講演とたいへん心温まるひとときでした。
 コール・ルンビニーの皆さんには毎月2回の本堂での練習、今年に入っては毎週のように練習を重ねられ、また、実行委員会を組織してパンフレット・チケットの作成や街頭でのPR活動から当日の準備に至るまで大変なご苦労をされたと思います。 今回の行事を通して、あらためて門信徒のみなさまお一人おひとりのたのもしさ、有り難さを痛感しました。
 とくにコーラスを聴いていて、男女40名お一人おひとりの想い、いのちの響き・輝きが、見事にハーモニーとなって一つの讃歌となって顕れているようでした。まさしく「青色青光、黄色黄光、赤色赤光、白色白光」(仏説阿弥陀経)。個々のそれぞれがそれぞれの輝きを存分に発揮された素晴らしいお浄土という世界。それが、阿弥陀如来さまのおあしますところであり、阿弥陀如来さまがこの娑婆世界で暮らしている私たちに「お浄土のように、個々の輝きを発揮しておくれ」という願いでもあります。
 4月になりそれぞれの企業で新入社員が入られたことでしょう。特に新卒の世代は、むかし“新人類”と呼称していた世代も不思議がる“新・新人類”の若者たち・・・。
さぞ上司の人は社会人として育てていくのも大変でしょうが、新人類の人たちも個性があったように、新・新人類の若者たちも個性があります。決して「自分の色に染めよう」という意識ではなく、その個性の良きところをどんどん伸ばしていって、各世代が、各人がそれぞれの輝きを放ち、それが一つのハーモニーとなって輝いている会社にしていって欲しいものです。
〈2008.4.28〉








浄土真宗本願寺派 照光山 安楽寺
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